”肺に優しい従量式換気”
- 1月5日
- 読了時間: 2分
新従量式換気モード
優しい従量式換気があることを知ってますか?
従量式は危ない!と言われることが多いですね
従量式換気のデメリットを克服克服できる換気様式について紹介します!
従来の従量式換気のデメリット
肺や気道の状態に関係なく
設定した一回換気量換気量を無理やりにでも送り込むというものです
気胸のリスクもあります
シン従量式換気とは
頭のいい人工呼吸器が
肺の膨らみやすさや気道の細さに合わせたガスを送ることができます!
肺へのダメージを小さくすることが期待できます
各種人工呼吸器によって表記が異なるため
こちらをスクショしてください!

シン従量式換気メリット3選!
・気道内圧を低く抑える
・より生理的な呼吸に近いガスの吸い方ができる
・肺損傷を起こしにくい
しかし2つのデメリットもあるので
こちらをしっかり理解して使用することを勧めます!
デメリット1つめ
『気道内圧上限アラーム』が発生しにくです
普通の従量式換気では
気道抵抗とコンプライアンスが悪くなると
『気道内圧上限アラーム』が発生するのですが、
シン従量式換気は
賢い人工呼吸器が気道内圧を低くなるように毎度ガスの勢いを変えて換気するため、
『気道内圧上限アラーム』が発生しにくです
デメリット2つめ
生理学の深い知識と観察力が必要
自動車で言うと自動運転です。機械を信じてすぎると事故につながる危険性があります。
人工呼吸器が賢くサポートしてくれている分
気道内圧やフロー波形の変化をモニタリングする知識が必要になります
便利な機能はありがたいのですが、
それに頼り切らずに使いこなせるチームになりましょう
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